GO/ST BigFootに参加してみたんですよ
君はGO/STを知っているか?俺は今年になるまで知らなかったぞ!
ということでインターネット接続機能とGPS受信機能を持つスマートフォンを手に取り、あとは移動手段さえあれば参加できるGO/STというGPSラリー、あるいはミステリーラリーに参加しました。
申込手続きからチェックポイント(以下CP)での通過チェック、運営そのものまで全てオンライン完結で参加費が安い。そしてオンラインで完結してるのでイベント開催日が長く取られているし、好きなタイミングで出発できて、連続した日で終わらせようと焦ることなく分割もできる。
世間のイベントは土日開催が多く、土曜が必ずしも休みではない私でも参加しやすいのはとても有難かったです。(↓シリーズの概要)
今回はRd.BigFootということで富士山の外縁を周遊するイメージでした。スタートするまでは。予想総走行距離は400kmと書かれていたのでギリギリ日帰りか、万が一1日で終わらなかったら2度に分けて出走しようと考えてました、スタートするまでは。(↓今回のイベントの概要)
エントリー申込時に3ヶ所ある公開CPのどこから始めるかと左右どう回るか、その他どの移動手段など記入して参加費を払えば申込完了。
エントリーの締切日が過ぎると参加者向けインフォメーションのメールが送られてきます。
オンラインチェックカードの使い方やゼッケンのデータ、その他諸々の案内。ゼッケンのデータに数字のデータも付いてくるのでそれを使っても良いですが、今回はフラ車なので車番が3桁だったらトリコロールにできるんじゃと思い、あえて遅めの申し込みをして無事3桁車番でエントリー成功。
数字の色を三色に塗ってコンビニのシールプリントで出したのがこちらのゼッケン↓
一番後ろの窓に貼るつもりでしたが、妻のリアドア上の方が良いという鶴の一声でこちらに貼ることに。
ラリーなので昔の205オマージュでシェル・ミシュラン・プジョータルボスポールのステッカーをCピラーに。車体色に208にあるイエローが2008にもあったらなあって買う時に考えていたのを思い出しました。
さて、出走当日。開催初日は仕事だったので2日目に出走。行ける時に自由にスタートできるラリーは気軽で良いです。
自宅から近そうと選んだ公開CPは厚木基地北側の
ふれあいの森 スカイ広場
でした。先ずは慌てず証拠のためのオドメーター撮影を。
そしてCPカードを開いて、書かれているCPに関するクイズ(難易度はそう高くない)に答え正解すると…
無事最初の関門を突破。次のCPで迷った時に困るのでこの画面のスクショを撮るのを忘れずに!
今回は自動車専用道路や有料道路は良いけどなるべく高速道路を使わない自己ルールでゴールを目指そうということで、小田厚・ターンパイクを経由し芦ノ湖の箱根園ゴルフ練習場脇の駐車場(よくこんな場所見つけてくるな)や、
伊東(宇佐美)のみかんの花咲く丘歌碑
といったCPを通過したところで昼食時に。
飲食店のあるうちに御殿場か三島のどちらで昼食を食べようか、そもそもどこで昼になるか予測がつかないから何食べるとか事前に検討してませんでしたが、山の上のCPを下りた辺りに良さげな鰻屋さんがあったので行ってみることに。せっかく三島に来たんだしやっぱり鰻でしょ!
伺ったのは「鰻 和食処 うの川」さんでした。
ちょっと前に現在地に移転したばかりらしく、この時は鰻丼割引サービス中でした。
メニューは鰻以外にも天丼や海鮮丼もあったので、また近くに行くことがあれば再訪したいです。
その後は森の駅富士森の駅 富士山
へ一気に駆け上がるコース。道中、クラシックな輸入車の一団に混ざって走行することになってしまい彼の一団のコースへ誘導されそうになったり、空気が綺麗だったので久しぶりに車のサンルーフを開けて走行したり、富士山スカイライン辺りは濃霧になったり、車から降りたら下界の気温とまるで違って寒くて震えたり。
森の駅富士山では寒いにも関わらず、富士山ソフトをしっかり食べました。ラリーという過酷な競技を完走するには甘味も必要なので!
ここまででGO/STというイベントにちょっと熟れてきたので、伊東はちょっと南だったけどさて次のCPは富士宮か朝霧高原かなと座標をポチポチ入力すると…
富士川の向こうやないかい!
これが #gostを許さない (GO/STを許さない)という状態なのかな?
森の駅富士山の出発で二輪の出走車の前を走ることになったのですが、ゆっくり走りたかったので先に行ってもらうことに。多分寒かったので自車を風防代わりにしたかったでしょうがすみません。
富士川沿いは昨年秋に県道側を走ったので国道52号側を走っても良かったのですが、やっぱり今回も身延まで県道側を走ることに。時間が遅かったので、ゆるキャン△で有名なみのぶまんじゅうの栄昇堂さんは営業を終えてました。
そうして辿り着いた身延山。CPは山の下にあって階段チャレンジが任意なのは助かりました。
この段階で16時半を過ぎ、ここで中断するか次まで行くか段々悩ましい時間帯になってきました。次のCPは南アルプス市の中野の棚田展望台。
身延で中断するよりも甲府に近く中央道利用で再開しやすそう、ということでとりあえず次まで行ってみることに。
中野の棚田への道路は畦道。畦道は本日一番の狭さでしたが、まだ明るいしここで中断するのもなあ、次まで行けなくもないなあ。
とりあえずもう一つ行ってみようということで、次に目指すのは太良峠(太良ヶ峠)。
山梨市側から山梨県道31号線を登ります。
太良峠や県道31号ってなんか聞いたことある、わりと有名な峠道かなとか思いながらワクワクと登っていると、戸市行きの最終バスが前方に。バスが走っているくらいだからそれほど険しくないだろう、と快走路を走るうちにすっかり油断モード。
無事太良峠のCPに到着し、さて流石に空は暗くなってきて今日はもうダメだろうが東京方面に向かうならまだCPもう一つくらいは行けなくもないかと思い座標を打ち込んでみると…
富士山の裾野とは?
流石にこれから秩父に行くと帰りが大変なので太良峠で1日目は中断しました。
来た道を戻るのも面白くないから反対側の武田神社側に向かい峠を降りてみよう。冒険してもいい頃とは具体的にどの程度の年齢までをいうのか存じませんが、まだまだ永遠のチャレンジャー。大胆さを忘れたくはありません。
しかし、この選択がなかなかハードで。
横浜の住宅街の車1台分程度の道幅の道路が山道になったようなものといえばそれまでですが、なかなかのプチ険道具合。
対向車が来なくて良かったです。
2週間空いた6月の日曜日。先ずは中断地点の太良峠へ向かいます。
今回は明るい時間なので、前回通った時に異様に気になった首地蔵をお参り。
https://yamaiga.com/koneta/koneta_184.html
くわばらくわばら。
そして雁坂みちで秩父へ。
久しぶりにSLとターンテーブルを見ました。
流石にここまで来たら、あとは南に戻るよなとビクビクしながら次のCPをポチポチすると一度行ってみたかった所沢の航空公園駅前のYS-11の静態保存。
そうして最後にスタートの厚木基地北側へ戻り無事完走。
二日合計で走行時間約15時間半、走行距離554kmは我が家にとってちょうどいい塩梅でした。
オンライン運営なので曜日に関係なく、開催期間中ならいつ始めても自由、CP通過も24時間自由、コマ図はないのでCPとCPの間はどこを通っても自由、と自由尽くしなイベント。とても楽しかったので早速次回も申し込んでしまいました。
ラリーというと敷居高そうに感じますが、どこに行くか分からないミステリーツーリングのような雰囲気なので、日々のドライブ・ツーリングにちょっとスパイスが欲しい人は一度参加してみては?